気分はいつでもアウトドア

インドア派サラリーマン妄想記

『寒い夜はカモノハシを抱く』っという妄想

今年は秋冬のキャンプシーズンに向けて薪ストーブを用意してみたけど、実際に使ってみて、キャンプでの薪ストーブは「日が落ちて寒くなって~就寝まで」を暖かく過ごすためのツールだと判断した。朝までトロトロ燃えて暖かく過ごすなんてのは幻想だな。そういうのは、太い薪を3~4本放り込める大型の薪ストーブの専売特許だ。ポータブルな薪ストーブでは投入できる薪の量に限界があるし、寝ている間にテント内で何かが燃えているのは精神衛生上よろしくない。つまり、19時~22時までの3時間は薪ストーブを燃やしながら過ごして、22時~翌朝6時までは別の手段で暖まるのがセオリーだろう。

っで、何か蓄熱 or 発熱するアイテムはないかと思っていたところ、伝統的な湯たんぽが良いのではないかと思い至った。普通に市販の湯たんぽを使っても良いのだけど、ここはアウトドア的な発想でPlatypus(定番だし、説明不要だよね? 知らない人はググって!)を湯たんぽ代わりに使いたい。ググって初めて知ったのだけど、Platypusを湯たんぽにするのは山屋さんの定番らしい。恥ずかしながら先週のキャンプまでそんな使い方があるとは知らず、物凄く良いアイディアを思いついたと小躍りしてしまった。いやはや情けない(^^A

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どうせ湯たんぽにするのだから、Platypusと専用保温ケースも新調したい。新しいPlatypusは絵柄が付いてるしね! 後はPlatypusの容量を決めればいいのだけど、、、1Lと2Lのどちらが良いだろうか? 2Lの方が湯たんぽとしての性能(持続時間とか)がいいとは思うけど、、、手持ちのコッフェルでは2Lものお湯を1回で沸かせない。それなら1Lで様子を見ようと、キャンプの前日に近所のアウトドアショップで1Lのソフトボトルと専用保温ケースを購入した。

そして早速、先週のキャンプで湯たんぽデビューしてみたのだけど、、、これが期待外れ!! 沸騰したお湯を入れたPlatypusを専用保温ケースに入れても朝までもたなかった。3時頃に寒さで目が覚めた時にはすっかりお湯が冷めてしまい、仕方なくお湯を沸かし直すはめに。しかも、沸騰したお湯を入れると専用保温ケース越しでも(素手で持てないほどではないけど)熱くて低温火傷してしまいそうだ(ToT)

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どうやら保温方法を改善しないと、湯たんぽとして使用するには無理があるらしい。考え付く改善方法は保温材を追加することだけど、、、とりあえず、手元にあったユニフレームのバーナーシート(大)でPlatypusを包んでどれくらい変わるか実験してみることにした。

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これが実験結果だ。室温より水温がどれくらい高いか(つまり、室温と水温の差分)をグラフ化してみた。改善前は「1Lのお湯を入れたPlatypusを専用保温ケースに収納」で、改善後は「改善前+ユニフレームのバーナーシート」だ。期待としては温度の降下率が改善されていることなんだけど、、、あれ~、あんまり変わらないなぁ? 改善前は水温が平均して1時間毎に7.37℃下がっていたけど、改善後には1時間毎に7.08℃の温度低下になっている。一応、改善はされたのだけど、、、微々たる差だな。6時間後にも50℃をキープして欲しいところだけど、、、どちらも人肌程度に水温が低下しているな。

残念、、、また明日、別の手段でリベンジしよう。。。