『昔の道具もまだ面白かろう』っという妄想

道具を片付けていたら、その昔、大峯奥駈道を歩いた頃に使っていた道具が出てきた。今どきのUltralight系の道具とは比べ物にならないけど、当時はこれでも大まじめで「軽量化」に励んでいたものだ。

当時使っていたのはEsbit Titanium Stove、どうしても欲しくて個人輸入して手に入れていた。ずいぶん使い倒して、これは2台目だ。たしかミリタリーのエスビット2/3個くらいで500ml程度をきっちり沸かせたように記憶している。今では近所のアウトドアショップで普通に売っているけどね。いい世の中になったものだ。

 チタン板を加工して風防を作り、ジップロック コンテナに保温用のアルミシートを張り付けてある。コッフェルはEPIgasのチタン物だけど、、、製品名はもう分からない。当時、700mlのコッフェルで108gは(手に入る範囲で)最軽量の部類だったと思う。料理をするとコッフェルを掃除する手間が増えるので、基本的にコッフェルはお湯を沸かすだけ。ジップロックのコンテナでマッシュポテトと、お湯を注ぐだけのスープパスタ作って食べていた。山を数日間歩いてご褒美が欲しくなった時だけ食べる、マルタイの棒ラーメンがご馳走だったなぁ。何もかも皆なつかしい。

また山に遊びに行こうかな？