気分はいつでもアウトドア

インドア派サラリーマン妄想記

『薪ストーブのあるキャンプ』っという妄想⑧

なかなか進まないPig stoveの作業だけど、昨日はちょっとだけ進展があった。昨日中に更新するつもりだったのだけど、金切りバサミ探しに手間取って作業が遅れたため、1日遅れの更新になる。 

f:id:NightWalker1975:20141008010755j:plain

昨日、良い固定方法が思いつかずにずっと先送りにしていた中子の作業にようやく着手した。写真はその失敗作試作品だ。0.1mm厚のステンレス板を加工して作成した。まぁ、曲げ加工の仕上がりがちょっと汚いけれど、サイズを確認するための試作品だから十分だとしておこう。

工夫したのは中子の固定方法だ。薪ストーブ本体の側面板を貫通させた2本のピンで中子を固定することにしたのだけど、写真に写っている2つの半円形の針金が固定用のピンだ。ピン自体は、Φ2mmのステンレス棒を直径115mmの半円形に曲げて作ってある。中子には荷重がかからないので、この程度のピンで十分に固定できるんじゃないかな? まっすぐなピンを貫通させただけでは抜けてしまうけど、こんな風に半円形に曲げれば抜け落ちる心配はない。大鍋にセットするザルの取っ手を見ていて思いついたのだけど、我ながら良いアイディアだと思う。

中子自体のサイズは115mm×170mm×0.1mmで、左右に10mm×170mm×0.1mmののりしろが付いている。ステンとはいえ、0.1mm厚の板はペラッペラだ。のりしろ部分をU字に曲げ加工することで、自重で曲がらない程度の強度を出している。ただ、残念なことに若干幅が足りていないようで、薪ストーブの側面板との間に1mm程度の隙間ができてしまった。本番では中子の幅を115mm⇒116mmに変更するつもりだ。それにのりしろ部分も高さ10mmだとピッタリ収納に支障があるので、高さ7mmに減らすことになる。厚手の紙で作ったモックアップ(幅116mm)を薪ストーブ本体に装着するとキツキツだったため、試作品では幅を1mm減らして115mmにしたのだけど、今回の試作品では逆にスカスカになってしまった。厚みを計算に入れてなかったのが敗因だな。手元の材料が後1回分しか残ってないので、次回は失敗しないようにしないとなぁ。

f:id:NightWalker1975:20141008010756j:plain

ところで、0.1mm厚のステン板とはいえ、幅170㎜に渡って綺麗に曲げ加工するのはそれなりに難しい。曲げた角のエッジを出したいと思ってグリグリ曲げている間にのりしろ部分がペコペコになってしまった。そこで今日は曲げ加工用の治具を作ってみた(メタルベンダーを購入する金銭的余裕はない!)。とはいっても、ホームセンターで購入してきた2枚の金具を蝶ボルト&ナットで張り合わせただけなんだけどね。材料費に500円もかかってない。曲げ加工する金属板を2枚の金具の間に挟んでボルト&ナットで固定した後、治具からはみ出した金属板を平らなゴムマットに押し付けて曲げるつもりだ。これならば角のエッジが簡単に出せるかも?

さて、もう音の出る作業はできない時間帯なので、作業の続きは明日だな。もし明日中に中子が完成したら、週末はいよいよ火入れだ! 楽しみ♪

 

余談だけど、0.1mm厚のステンレス板はカール事務器 ディスクカッターでスパッと切れた。切り口も非常に綺麗。ダメ元だったんだけど、何でもやってみるもんだなぁ(^^A