気分はいつでもアウトドア

インドア派サラリーマン妄想記

『有名雑誌を読んで脱初心者』っという妄想

超有名だけど書店で見かけたことのない雑誌「BACKPACKER」を買ってみた。きっと素晴らしい記事が満載で、これを読むだけで脱初心者なんじゃないの!? なんて妄想が膨らんでいた。Amazonでの販売価格は1,350円、きっと読み応えがあるにちがいない!!

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って、思っていたのだけど、届いたのは物凄く薄い雑誌だった。厚さ4mm、こんなに薄い雑誌見たことないよ!! 会社の後輩が東京ビッグサイトへ買いに行く「薄い本」と大差ないぞ! 曲がると噂の某有名スマホよろしく、背表紙が曲がってしまいそうだ(^^A あうっ、よくよく見れば、定価$4.99!? ってことは、800円以上も上乗せされていたのか。それなら、この薄さには納得だな。。。

まぁ、ちょっと薄さに面喰ったけど、問題は中身、記事の濃さで勝負というところなのかな? パラパラとページをめくっていくと、、、おお? 僕好みの記事があるなぁ。「The complete guide to FIRE」、これは興味深いぞ♪ 15ページに渡って焚火のテクニックを紹介している(らしい。英語は苦手だ!)。うれしいことに、僕好みのfire ringでの焚火だ。10年以上、キャンプをやっているけど、焚火だけはいまだにうまくできない。薪の選び方から始まり、薪の組み方、火の育て方、燃焼時間の管理、後始末、色々と身に着けるべきことは多い。僕のキャンプの師匠だった方はボーイスカウトの隊長さんで、いつも焚火にはうるさかったのだけど、、、残念ながら、技のすべてを教えて貰うことはできなかった。今の僕は、焚火したいけどうまく焚火する自信がない、っといった心境なのだ。よっし、気合を入れて(苦手な英文を)読むぞっと。これはお買い得だったんじゃないのかな♪

余談になるけど、fire ringとは、、、手持ちの写真を探すのが面倒なので文章で説明すると、、、拳ほどの石を直径20~30cm位の円上に並べたものだ。アメリカの国立公園のルールでは、古いfire ringの中でのみ焚火が許されている。新しいfire ringを作ることは禁止されているし、レンジャーは新しいfire ringを見つけると壊しているそうだ。

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John Muir Trailを歩いていると、時折、古いfire ringを見つけることができる。もちろん、トレイルから見える位置にはないので、ちょっとした宝探し気分だ。写真には写ってないけど、たしかこの写真の場所にも1つあったような気がする。

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この時はキャンプしたけど、焚火はしなかった、っというか、できななかった。せっかく大自然の中でキャンプするなら、stealth camping(意味を間違えてるブログが多すぎ!! フィールドへのインパクトを最小限にするキャンプって意味だぞ!!)を徹底したい。薪は鉛筆~親指ほどの太さの枝だ(それ以上太い枝を燃やすのは邪道だと思う)。火にくべる薪の量と質から燃焼時間を見極め、必要な時間だけ燃やす。これが難しい。完全に白い灰になって火が消えるまでの時間は、やっぱり経験値をためないと分からない。焚火が難しいスキルだと思う所以だ。

あ~、まだまだ修行が足りないなぁ。Pig stoveが完成したら、しこたま経験値を稼いでみよっかな♪