気分はいつでもアウトドア

インドア派サラリーマン妄想記

『心が痛む高価な薪をゲット』っという妄想①

今週末はどこかに出かけてPig stoveの燃焼実験をしたい。先週のキャンプでは1時間で燃料の割箸が尽きてしまったので、今回はじっくり燃える木を用意して心行くまで薪ストーブを堪能するつもりだ。そこで薪に適した木の種類について色々調べてみると、「比重が大きい=長く燃える」っと考えて良いようだ。そこで入手可能な範囲で木の比重を調べてみた。

  • 0.95 カシ
  • 0.85 クヌギ
  • 0.81 ウメ
  • 0.72 アカシヤ
  • 0.69 タモ
  • 0.68 ナラ
  • 0.68 ケヤキ
  • 0.62 シラカバ
  • 0.60 サクラ
  • 0.55 ベイマツ
  • 0.53 カラマツ
  • 0.53 マツ
  • 0.41 ヒノキ
  • 0.38 スギ

スギの比重はかなり小さいなぁ。なるほど、キャンプ場でよく売っているスギの薪があっという間に燃えてしまう理由はこの辺にあるのかな? 針葉樹ではなく広葉樹の薪の方が火持ちがいいってのも納得だな。割箸は、、、たぶん杉の間伐材だろうな。細い上にこの比重では主燃料として不適なのは明白だ。

っで、今日は会社帰りに寄ったホームセンターで木材を物色してきた。週末まで時間がないので、薪造りする手間をできるだけ省きたい。最初に見た薪コーナーではカシの乾燥薪が売っていたけど、、、バイクではお持ち帰りできない量だ。それにかなり割ったり切ったりしないとPig stoveのおちょぼ口には入らない。次に木材コーナーを回ってみると、ベイマツとタモの丸棒が売っていた。適度な長さにカットすればちょうど良いのでは? 最後に調理器具コーナーで麺棒を見たのだけど、こちらは木の種類が記載されていなかったのでパス。

結局、タモ集成材の丸棒(Φ35mm×1000mm)を買うことにした。手摺りとかに使う立派な建材なのだけど、、、今回は実験のために燃やしちゃいます!! 早速、ホームセンターの工作室に持ち込みプレカットを依頼する。燃やす気満々なので、アバウトに「5等分にして欲しい」旨だけを伝えた。ところが、担当の方(おそらく、一度リタイヤした木材関係の元プロと思われる)はビシッと計測して、カット部分のロスも計算して、1本197㎜できっちり揃えると言う。内心、そこまで精度は求めてないんだけどなぁ、、、っと思いつつも「それでお願いします」っと返答してしまった。あ~、まさか薪ストーブで燃やす薪をカットさせられているなんて思ってないだろうなぁ。 

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写真はカット済みの「薪」だ。カットした箇所の面取りまでしてもらっちゃってるし、実験のためとはいえ、ここまで綺麗に整えられた木材を燃やすのは心が痛む。もし階段の手摺り等に使われていたら、30年くらいは役に立ったはずなんだけどね。

さて、比重を計算しよう。重さが130gで、サイズがΦ3.5cm×19.7cmだから、、、ざっと0.68(= 130 / (1.75 * 1.75 * 3.14 * 19.7) )といったところか。予定通りだな。建材だけにきっちり乾燥されているようだ。

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今週末の実験では、こんな感じで燃やそうと思う。写真の右手の方が投入口、左手がストーブの奥になる。ストーブの奥に炭を置いて、それに立てかけるように薪を2本置く。その間に焚き付けの割箸を何本かおいて、投入口近くの紙に火をつける。火をつけたら、すかさず割箸を連続投入して炉内の温度を上げていくと、、、ついには薪が燃え出す。こんなイメージだ。

あ~、楽しみだ~♪ 今度こそ就寝までの3時間は薪ストーブできっちり暖をとるぞ!!