気分はいつでもアウトドア

インドア派サラリーマン妄想記

『雑な紅葉ツーリングと実験』っという休日

珍しく素敵な秋晴れに恵まれたので、バイクにキャンプ道具を積み込んで出かけることにした。目的地は磐梯吾妻スカイライン磐梯山ゴールドラインだ。帰りは国道352号線で新潟に出てちょっと遠回りする。夜は氷点下になるので、薪ストーブのデビューには相応しいだろう。ワクワクして眠れない♪

。。。っと思っていたら、がっつり寝坊してしまった(ToT) 朝8時出発でも行けないことはないけど、、、目的地を変更してゆったりツーリングにしよう。まぁ、磐梯吾妻スカイラインは夏に行ったばかり(日帰りで550km程だった)だしな。

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今回は新調したラフアンドロード BWPクルージングバッグにテントその他、ほとんど全てのキャンプ装備を積み込んでみた。唯一詰め込めなかったマットだけは、フロントキャリアにがっちりベルト留めした。見た目にも若干過積載だけど、まぁ、問題ない範囲でしょ(^^A 

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ってことで、キャンプ地を近場の群馬県自然休養林野営場 or 菖蒲ヶ浜キャンプ場に変更して出発だ!! 適当にぶらぶらして、寒くなる前にキャンプ場にチェックイン、下調べなしの雑なツーリングもたまにはいいでしょ。まっ、ゆる~っく行きましょう。9時に自宅を出発、まずはA部長御一行が昨晩からキャンプしている「まつだ湖畔キャンプ場」に顔を出そっかな? うらやましいことに、A部長とM課長と後輩のK君の3人は金曜の夜から一泊予定だそうな。コーディングやらバグ対応やらで僕がずっと忙しく働いている時間にのんびりキャンプしていたに違いない。

北関東自動車道を飛ばして、まつだ湖畔キャンプ場に到着。ここは松田川ダムの湖畔にある小さなキャンプ場だ。すっかり写真を撮るのを忘れていたけど、芝生のグランドにサイトが14区画ある。公益財団法人が運営しているだけあって、非常に綺麗に整備されていた。週末には予約でいっぱいらしいけど、さすがに金曜の夜はA部長御一行だけだったようだ。サイトには、テント3張りにタープが1張り、焚火テーブルがあり、テーブルには酒盛りの跡がある。昨晩は盛大に飲んだんじゃないかな? A部長達は片付けの真っ最中だった。聞けば、結構冷えて風が強かったらしい。風を遮るものがないサイトなので、結構寒かったんじゃないかな? それにしても、他人の装備を眺めさせてもらうのは楽しい。手斧、自作のアルコールストーブセット、新品のテント&タープ、焚火テーブル、どれも面白そうだ。

このまま片付けが終わるまで話込んでいては遅くなってしまうので、片付けの途中でお暇する。北関東自動車道に戻るまでの道中で、今日は日塩もみじラインを走ることを決めた。たぶん、紅葉が見ごろなんじゃないかな? 北関東自動車道東北自動車道西那須野塩原I.C.まで走って、塩原温泉郷を通って、日塩もみじラインに入る。あ~、残念なことに紅葉ツーリングにはまだ早かった。しかも30km/hでゆっくり走る車ばっかりで気持ちよく走れなかった。当然、写真もないし、語るべき話もない。つまらないので、この辺はスキップしよう(ToT)

日塩もみじライン~龍王峡ラインまで走り終えたところで午後2時半、そろそろ日陰を走っていると寒くなってきた。今日のツーリングは中禅寺湖までと決めて、菖蒲ヶ浜キャンプ場に向かう。夕方のいろは坂は車も少なくて結構楽しめた。昼間ならば紅葉目当ての車で大渋滞なんだろうけど、時間帯が良かったのかも? 過積載気味だけど、遅い車をパスしつつ、気持ちよく登る。途中で休憩したので若干時間がかかったけど、なんとか午後4時前には菖蒲ヶ浜キャンプ場に到着できた。後は夕飯を食べて寝るだけだ。

残念だけど、スマホが電池切れ間際だったので、写真がほとんどない。まぁ、ここはカヌーキャンプの時にも訪れているので、キャンプ場の説明や写真はこっちを見てもらおう。菖蒲ヶ浜キャンプ場は駐車場とキャンプ場がちょっと離れた場所にあるので、車~キャンプ地の間をリアカーで往復することになる。だけど、バイクは管理棟横まで乗り入れOKなので、ちょっとだけ楽だ。この日は僕も含めてバイク4台が並んだ。他のライダーとは顔を合わせることはなかったけど、バイクから察するに若い人ではなさそうだ。まぁ、最近のライダーの大半はオヤジ世代なんだけどね(^^A

管理棟でチェックインを済ませて、湖からちょっと離れた場所にテントを手早く張る。薪ストーブを設置して、コットを組み立てて、蚊帳を張って、ランタンを用意して、なんだかんだと1時間半くらい使ってしまった。夕飯は作らないと決めていたので、駐車場近くにあるレストラン奥日光へ徒歩で向かう。僕はこのレストランのカツカレーのファンなのだ。毎度、中禅寺湖を訪れる度に食べている。たぶん、店主からすれば「カレーじゃなくて、わかさぎ食えよ!」って突っ込みたくなるんじゃないかな? まぁ、キャンプの食事はカレーと相場が決まっているのでいいでしょ。

そうそう、テントの準備をしている間に、先日のファルフォーク製カヌーのご夫婦と偶然にも再会できた。1か月近く前にちょっと会話しただけなんだけど、顔(と主にテントかも?)を覚えていてくれたらしい。こういう偶然の出会いもまた楽しいものだ。お名前も聞いてないけど、たぶん、来年もまた会えるような気がする。

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さて、今回のツーリングキャンプは本格的な冬を前にちょっとした実験を兼ねていた。手持ちの装備でどれくらい耐えられるか、どうすれば快適にキャンプできるか、といった類の実験だ。温度計でテント内外の気温も記録して、客観的な判断で装備を見直したい。朝、半分寝ぼけている間に写真を撮ったのでちょっとボケているけど、テント外(地表から約5cm、テントのペグに端子を設置した)の最低気温は5:35に-2.1℃を記録した。テント内(コットの上、枕元に設置)の最低気温は5:49に-1.0℃を記録している。氷点下まで気温が下がってくれたので実験の条件としては申し分ない。っで、肝心の体感的には、、、残念ながら若干寒かった。快適とは言い難い。寝られないほどではないけど、膝頭が冷えて痛かった。おまけに、夜中の3時に寒さで目が覚めて、湯たんぽのお湯を沸かし直すはめに。ともかく、もう少し暖かく夜を過ごせるようにしないと、雪中キャンプはできないことが分かった。後はどう改善するかだけど、、、この辺の話は長くなるので、別の記事にしよう。

もう1つ書いておきたい。写真を撮ってないのが残念だけど、早朝の中禅寺湖はすばらしく幻想的な風景が広がっていた。山の間から朝日が顔を出し、湖面には朝もやが漂っている。岸部には白く霜が降り、集まった人たちの息が白い。誰かが言った「来年は初日の出みなくていい。もう十分でしょ」っという言葉が印象に残っている。本当に素晴らしい景色だ。

今回は朝寝坊でコケてしまった雑な紅葉ツーリングだったけど、結構楽しめたんじゃないかな? 久しぶりの過積載(10年ぶりかも?)にツーリングキャンプ(7~8年ぶり?)も楽しかった。次回のツーリングは、、、寝坊しないでもっと遠くへ出かけよう(^^A