『初芦ノ湖＆伊豆ツーリング』っという休日①
箱根と伊豆ツーリングは「どうせ渋滞だろ？」って諦めていたのだけど、寒くなって人も少なかろうと、思い切って出かけてみた。結果的には大成功、余裕のツーリングが楽しめた！！
←ツーリングの初日、土曜日は朝から素晴らしい天気。だけど、身体は仕事疲れでぐったり（＾＾Ａ 何も準備してないし、寝て過ごそうかと思ったのだけど、、、家族の「まだ家にいたの？」って視線が辛くなってきたので、午前中にダラダラとキャンプツーリングの用意を済ませた。そんなわけでお昼に出発、芦ノ湖に付いたらどこにも出かけずテント内でダラダラする気満々だ。
出発前からすでに疲れているので、初日は途中の観光などすっ飛ばして、高速道路で芦ノ湖へ直行することにする。関越～東名に乗り換え、ひたすらハンドルにしがみついて強風に耐える。一応、250ccのオフ車に荷物満載でも、ぬふゆkm/hくらいは出る。もちろん、周りの車と競争するつもりもないので本線の流れに乗って邪魔にされない程度の安全運転だ。それでもシェルパ君にはちと酷な速度なので、適度にPA＆SAでエンジンを休ませながら走ると、15時くらいに足柄サービスエリアに到着した。ぼ～っと運転していたためか、途中で給油し忘れてしまい、走行距離が200kmを超えていた。160kmを超えた辺りでリザーブ入れっぱなことに気づき、いつガス欠でエンストするかとずっとヒヤヒヤものだったのだ。めちゃ混みな売店はパスして、急いでガソリンスタンドで給油すると、満タンでも6.69Lしか入らず拍子抜けした。燃費を計算してみると、、、なんと30.8km/L！！ やる気なく一定速度で走っていたからか？ (最悪を想定して、22km/L程度で計算すると)足柄サービスエリア手前数キロくらいでガス欠するかもしれないと覚悟していた。やっぱり燃料計くらい欲しいなぁ。
足柄サービスエリアを出てすぐの御殿場I.C.で東名道とはおさらば、後は下道がちょっと、、、っと思ったけど、その下道が激混み！！ うっかり箱根方面に進んでしまったら、車、車、車だらけ！！ もう夕方だってのに箱根方面は恐ろしい渋滞だった。細かい道を使って何とか渋滞を抜けたけど、30分くらい渋滞に捕まっていたのじゃないかな？ 恐ろしや箱根、もう金輪際近寄らないと心に誓った。
さて、初日の目的地のキャンプ場は、神奈川県立芦ノ湖キャンプ村だ。芦ノ湖の湖畔で、箱根ロープウェイの桃源台駅にも歩いて行ける。かなり好立地だ。紅葉真っ盛りだし、キャンプ場も混んでいるかもしれない。もちろん、僕はキャンプ場を予約するほど気が利いていない。最悪、「今日は予約で一杯なんだよ～」なんて断られることも覚悟でフロントに行ってみると、、、飛び込みでもぜんっぜん問題なかった。っというか、キャンプ客が少ない！！ なんでだろ？ 寒いからかな？？ たぶん、駐車場の車はケビンの客かも？ まぁ、そこは深く気にせず、素直に空いていることを喜びつつ受付を済ませ、フロント近くにシェルパ君を停めさせてもらった。キャンプサイトまではリアカーで荷物を運ぶルールなんだけど、フロントは(ほんの若干だけど)駐車場よりもサイトに近い。そうそう、料金は、1泊2,000円＋バイクの駐車代250円＋ごみ処理110円＋協力費20円だったかな？(記憶があいまいだけど、おおよそ合ってる気がする)
しっかし、さすがに有名観光地のキャンプ場だけあって、施設が綺麗かつ豪華だ。売店(キャンプ用品や自転車の貸し出し、食品や燃料や薪の販売など)、レストラン(夜は予約客専用だそうな)、多目的ホール(ヨガ教室やってた)、バーベキュー場、共同浴場などが揃っている。たぶん、手ぶらでキャンプできちゃうんじゃないかな？
芦ノ湖へ船を下す桟橋もあったので、スタッフの人にカヌーを出せるかと聞くと、「夏にはカヌー客も来る」「もう来年の夏休み分の予約が入っている。キャンプするならすぐに予約した方がいい」だそうな。8か月先の予約って気が早すぎる！！ たぶん僕が間違っているんだろうけど、、、来年の夏休みに何しようかなんて正月前に考えられないよ！！ どんだけ芦ノ湖ラブな客なんだ！！
まぁ、来年の夏休みより、今日の宿泊場所の確保が先だな。(オートキャンプのサイトは見てないけど)ここのキャンプ場のキャンプサイトは丸太でキッチリ仕切られている。サイトの広さはまぁまぁかな。2人用テント2張りとか、4人用テント＋タープなら十分だ。スクリーンタープを張るとテントスペースが足りない気もするけど、夏ならスクリーンタープだけ＋コットって手もあるしな。もしくは隣接するサイトを2つ借りるのかな？
受付の時、特に希望を言わなかったのだけど、水場近くのサイト(15番サイト)を割り振ってくれたようだ。近くに外灯も立っているし、ずぼらな自分には打ってつけだ。お隣のサイトの2人組に挨拶しつつ、テントをさささっと張る。こういうとき、メガライトは楽ちんでいいな。だいたいセッティングが終わって隣のサイトを覗いてみると、何やら楽しげなテントを使ってるじゃないですか！！ テントというかツェルト(ファイントラックのツエルトⅡロングだった。写真にもチラっと写ってる)だな。そういえば受付でULハイカーっぽい恰好の2人組を見かけたけど、きっと彼らだなぁ。うれしくなって「ファイントラックですか？ 素晴らしいテントですね！！」っと話しかけてみる。聞けば、何かの山岳レースにペアで出場予定で、その予行演習に来ているのだそうな。益々うれしくなって色々話している間に日が暮れかけてきた。長話し過ぎだ。急いでコットとPig stoveを組み立てて、荷物をテントにぶち込んで、どこか食事ができるところに行かねば！！ 気が利かない僕はインスタントコーヒー以外、何も持ってきていない。観光地なんだから食堂くらいあるでしょ？ コンビニ弁当の夕食でも満足さ！って思っている。別段、キャンプに出かけたからといって料理をする必要はない。普段から家族5人分の夕食を作っているのだから、遊びに出掛けた時くらいは1人で外食したいのさっ！！
シェルパ君にまたがり、すっかり暗くなった道を適当に走る。きっとロープウェイ駅方面に行けば店があるに違いない。なんて思っていたら、ほんの2分ほどでまだ灯りがある喫茶店を見つけたのでラッキーだった。看板には「カレー＆スパゲティーの店 レストランらん」っとある。いいじゃないですか！ キャンプの夕食はカレーと相場が決まっているのです。急いでシェルパ君を停め、店に飛び込む。もう後片付けを始めそうな雰囲気だったのだけど、まだOKだという。ありがたい。窓辺の席に陣取ってメニューを見ると、、、名物は「わかさぎカレー」と「温泉玉子カレー」らしい。それと、ビーフカレーとポークカレーの2種類を一皿に盛った「二色カレー」が人気らしい。即決で「温泉玉子カレー」をチョイスする。写真を撮り忘れたけど、なかなか美味かった。温泉玉子がトッピングされたカレー(温泉玉子は潰してルーにからめる)、サラダ、温泉玉子(こちらは普通に食べる分)、味噌汁が付いて950円、とってもリーズナブルだ。カレーに味噌汁はちょっとびっくりしたけど、冷え切った身体に味噌汁がじんわり沁みてありがたかった。もしかしたら、ライダー向きのメニューなのかもしれない？ う～ん、芦ノ湖カヌーキャンプに来る機会に恵まれたらまた寄らせてもらおう。猫好きご夫婦が営むカレーのお店、個人的に陰ながらリスペクトしたいね！
腹がいっぱいになったところで、キャンプ場へと戻る。売店でカップ麺と菓子を少々ゲットしたので今晩はひもじい思いはしなくて済むだろう。時刻は午後6時半、ちょっと早いけど、いい感じに寒く(外気温2度、テント内5度)なってきたので薪ストーブターーーーッイムだな！！ たっぷり薪を持ってきたから、10時くらいまでぬくぬく過ごせる。後は、ツーリングマップルを眺めて明日のコースを決めたら寝るだけだ。
さて、長くなったので、ツーリングの後半は明日にしよう。乞うご期待だな♪
