『心が痛む高価な薪をゲット』っという妄想④
ちょっと遅くなったけど、ようやく燃やせる機会を得たので前回用意した薪を燃やした感想を書こう。
先週末の芦ノ湖＆伊豆ツーリングに持って行った薪はこんな感じだ。それと備長炭の残りも若干ある。
- ラミン丸棒(Φ30)
- 米ヒバ丸棒(無垢材, Φ30)
- タモ丸棒(集成材, Φ35)
まず、ラミン丸棒だけど、今回初めて木材の燃え残りが出た。黒い炭になっていたのだけど、形状から察するにラミン丸棒のようだ。燃え方が静かなので気づかなかったけど、備長炭の中に埋もれた部分が炭化して残ったようだ。つまり、酸素不足ってことだな。反省点としては、ストーブの最奥の燠はある程度、平らに均すべきってことだ。着火性も問題ないし、それなりに長く燃えるので文句はないのだけど、特筆すべき特徴もないな。ごく普通の薪？
次に米ヒバ丸棒だけど、これは爆ぜるね。着火性は飛び切り良くて、ストーブに突っ込むと表面からすぐに燃え出す。燃え出すとパチパチと音を立てて大小様々な火花を周囲に撒き散らし始める。そのままずっとパチパチと形がなくなるまで爆ぜ続けるので、ストーブ内を見なくても燃え尽きたのが音で分かる。個人的には、このパチパチという音から「お～、燃えてるなぁ～♪」っという満足感が得られるため、けっこう好みの薪だ。ただ、Pig stoveの投入口を全閉にしても、吸気口から燃えた米ヒバの破片がストーブ外に排出されるので、周囲に可燃物を置かない方が良さそうだ。
最後にタモ丸棒だけど、ストーブに投入すると切り口から可燃性ガスを噴出して燃えているのが観察できる。これが結構な勢いで噴き出しているので、比重の割には燃焼速度が速いのではないかと思う。燠をたっぷり作ってくれるのでストーブ内の温度を維持するには重宝するのだけど、薪としては高価過ぎるので、手持ちの残り2本で打ち止めだな。
←20㎝位にカット済。
手持ちの薪が残り少なくなってしまったので、今日は近所のホームセンターの木材コーナーを物色してきた。ここは小さい割に木材の種類が豊富で見ていて飽きない。端材コーナーには他で見たことのない高級木材(超硬い！重い！そして高い！！)も転がっているので、(値段さえ折り合いが付けば)燃やしたいところだ♪
まぁ、そんな妄想はやめて、現実的なコストに見合う木材を探すと、、、赤松の角材が目に留まった。30mm×30mm×2000mmで250円ほどの格安だ。もちろん、節だらけ、割れだらけ、表面はガサガサだけど、燃やす分には何の問題ない。赤松の比重をググってみると、、、0.53っと書いてある。おお、針葉樹にしては良い値ではないかな？
早速1本購入して自宅で計測してみると、、、0.41(＝737g÷3cm÷3cm÷197.5cm)
って、なんじゃこりゃ～～！！
スギかヒノキなんじゃないのか！？（ＴｏＴ）
う～ん、なんだか釈然としないけど、赤松(？？)ゲットだぜ！
(追記)
Amazonで注文した薪が思ったよりもずっと早く届いた。
購入したのは「やまか商店 コンパクト焚き火台用薪 こまきちゃん(細) 広葉樹薪 長さ19cm±2cm 80サイズ段ボール入り」だ。Amazonの説明書きに「B6君にもぴったりサイズ」っと書いてあるところから察するに、アウトドア好きな店主に違いないと思っている。届いた段ボールを開けてみると、小割にした楢、樺、朴、楓、栗、桜といった広葉樹の薪がいっぱいに詰まっていた。重量はざっと3.2kgくらいだ。おお～、いい感じ♪
早速、床に新聞紙を広げてウキウキ気分で種類毎に薪を分類していると、家族の視線がどんどん冷たくなってきた。「どーせ燃やすんだから分類しなくていいじゃないの？」だそうな。「いやいや、燃え方の違いも楽しみたいのですよ。それに樹皮を見て木の種類が分かったら楽しいじゃん」っと説明したら、、、さらに視線が冷たくなった。ですよねぇ～（ＴｏＴ）
そんな家族の視線など気にせず、今週末も燃やすぞぉ～！！
(さらに追記)
木材コーナーを覗いたら、辛抱たまらずに買ってしまった（＾＾A
- エゾマツ(角材, 29×29mm) 比重0.36
- ラミン(丸棒, Φ30mm) 比重0.44～0.51
- タモ集成材(丸棒, Φ35mm) 比重0.66～0.79
エゾマツとラミンの比重は期待外れで、タモは期待通りだな。明日燃やすぞ～♪
